柿渋塗料の特徴と柿渋塗料のメンテナンス方法
柿渋塗料をご存知ですか?
時間とともに色合いが変わっていくので、色の変化を楽しむことができる塗料です。
今回は、柿渋塗料の特徴と柿渋塗料のメンテナンス方法をご紹介します。
▼柿渋塗料とは
昔から日本の家具や床などに使われていた自然塗料です。
防虫防腐効果や耐水性に優れていている特徴がありあります。
渋柿を発酵させて作った塗料なので独特の臭いがありますが、10日程でほとんど気になりません。
柿渋が使えるのは木材だけでなく和紙や布などにも使えるので、さまざまなものを長持ちさせる防水・防腐剤として使用できます。
近年増えているシックハウス症候群の対策としても注目されている塗料です。
一般的な塗料に使われている溶剤を一切含まないので、100%天然素材の自然塗料です。
なので、アトピーやアレルギーある人も安心して建材やインテリアの塗料として使うことができます。
塗り立てではあまり色がないのですが、時間の経過とともにだんだん濃くなっていき味わい深い色に変化していきます。
独特のヴィンテージ感が魅力で、重ね塗りで色の濃さを調整することができます。
◼柿渋塗料のメンテナンス方法
普段のメンテナンスは、乾いたふきんなどで乾拭きで大丈夫です。
自然塗料なので色が薄くなってきたら、塗布してあげましょう。
メンテナンスの頻度は、汚れや乾燥状態で異なりますが、1ヶ月〜6ヶ月、最低でも1年に1度は全体にメンテナンスをしてましょう。
そうすることで、木材の保護や保湿が保つことができます。
▼まとめ
柿渋塗料は昔から日本の家具や床などに使われていた自然塗料で、防虫防腐効果や耐水性に優れていています。
普段のメンテナンスは乾いたふきんなどで乾拭きで十分ですが、定期的なメンテナンスをすることによって長持ちしますよ。
環境にも人体にも無害な天然塗料なので、人体に影響もないのでおすすめです。
柿渋塗料でおしゃれな雰囲気を出すことができますよ。